「1日の疲れを湯船で癒やしたいけど、時間がもったいなくてついシャワーで済ませてしまう…」 「録画したドラマやアニメが溜まってるけど、ゆっくり見る時間がない…」
そんなふうに感じているあなたに、朗報です!「防水テレビ」さえあれば、いつものお風呂時間が、最高のリラックスタイム兼、エンタメ時間に早変わりします。
実際、僕も防水テレビをお風呂に持ち込むようになってから、半身浴をしながら録画した番組を消化できるようになり、生活の質(QOL)が爆上がりしました。
この記事では、お風呂に持ち込み可能な「ポータブル防水テレビ」に絞って、失敗しない選び方のポイントから、本当におすすめできる最新モデル5選まで、わかりやすく徹底解説していきます!
そもそもお風呂にテレビを持ち込んで大丈夫?
「防水」といっても、実はレベルがあるのをご存知ですか? 例えば、スマホなどでよく聞く「生活防水」は、基本的に水しぶき程度を防ぐものです。お風呂のような高温多湿で、湯船に落としてしまう(水没)リスクがある場所では、まったく不十分なんです。
お風呂で安全に使うためにチェックすべきなのが「IPX等級」という防水性能の規格です。
- IPX5:あらゆる方向からの「噴流水」に耐えられる(シャワーが直接かかっても大丈夫)
- IPX6:IPX5より強力な「暴噴流」に耐えられる
- IPX7:一定時間(水深1mで30分間)、「水中に沈めても」内部に浸水しない
お風呂で使うなら、シャワーがかかることを想定した**「IPX6」以上は必須**。「うっかり湯船に落としちゃった!」という事故を防ぐためにも、水没に対応した**「IPX7」等級**があると、さらに安心ですよ。
お風呂用防水テレビの選び方!5つのチェックポイント
いざ防水テレビを探し始めると、「種類が多すぎてわからない!」となりがちです。 そこで、お風呂で使うことを前提とした場合の「選び方のコツ」を5つにまとめました。
1. チューナーの方式(分離型 vs 一体型)
これが一番重要かもしれません。ポータブルテレビには、テレビ電波を受信する「チューナー」の場所によって2種類あります。
分離型(ワイヤレスタイプ)
- 特徴: リビングなどにチューナー部を設置し、映像だけをモニター(お風呂に持ち込む画面)にワイヤレスで飛ばす方式です。
- メリット: お風呂場は電波が届きにくいことが多いですが、この方式ならリビングで安定して電波を受信できるため、浴室でも映像が途切れにくいです。パナソニックの「プライベート・ビエラ」やシャープの「アクオス ポータブル」がこのタイプです。
- デメリット: 価格が高めになりがちです。
一体型
- 特徴: モニター本体にチューナーが内蔵されているタイプ。
- メリット: 価格が比較的安価なモデルが多いです。
- デメリット: 浴室の電波環境に画質が左右されます。家の構造によっては「フルセグ(高画質)が入らず、ワンセグ(低画質)しか映らない」「そもそも全く映らない」という可能性もあります。
2. Wi-Fi(ネット動画)に対応しているか
「お風呂でYouTubeやNetflixが見たい!」という方は、Wi-Fi接続に対応したモデルを選びましょう。
パナソニックの「プライベート・ビエラ」の一部機種(UN-15L12Hなど)は、YouTube、Netflix、Hulu、TVerといった主要な動画配信サービス(VOD)に標準で対応しており、テレビ放送と同じ感覚で楽しめます。
ただし、同じシリーズでもエントリーモデル(UN-10E11など)はVOD非対応の場合があるため、購入前によく確認してくださいね。
3. 防水性能(IPX6/IPX7)
先ほど解説した通り、お風呂で使うなら「IPX6」以上は必須。できれば水没にも耐えられる「IPX7」対応モデルを選びましょう。 今回ご紹介するモデルは、すべてこの基準をクリアしているので安心してください。
4. 画面サイズと重さ
持ち運ぶのが前提なので、バランスが大事です。
- 10インチ前後:コンパクトで扱いやすい。浴槽のフタや狭いスペースにも置きやすいです。
- 15インチ前後:迫力があり、映像に没入しやすい。少し離れた場所に置いても見やすいです。
重さもチェックして、自分が片手で無理なく持てるかどうかもイメージしておきましょう。
5. バッテリー持続時間
長風呂派の方は特に重要です。映画1本(約2時間)を見たり、録画したドラマをイッキ見したりするなら、最低でも3時間以上の連続再生が可能なモデルがおすすめです。
【2025年最新】お風呂に持ち込みたい!おすすめ防水テレビ5選
お待たせしました!これらの選び方を踏まえて、僕が本気でおすすめしたい「お風呂用防水テレビ」を5つ厳選しました。
1. パナソニック プライベート・ビエラ UN-15LD12H / L12H(VOD・録画対応の全部入り)
「画質も機能も妥協したくない!」という方の決定版
迷ったらコレを選べば間違いない、防水テレビの王様的モデルです。 15インチの見やすい画面と高音質スピーカーに加え、防水性能はもちろんIPX6/7に対応。チューナー分離型なので、お風呂場でも電波が安定します。
最大の特徴は、YouTube、Netflix、Hulu、TVerなど主要なネット動画にほぼ対応していること。さらに「LD12H」モデルは500GBのHDDを内蔵しており、録画まで可能です。まさに「お風呂に持ち込める全部入りテレビ」です。
- おすすめな人
- お風呂でVOD(動画配信サービス)をガッツリ見たい人
- 録画した番組をお風呂で消化したい人
- 画質や音質にもこだわりたい人
2. パナソニック プライベート・ビエラ UN-10E11(コスパ重視のエントリーモデル)
「VODはいらないけど、放送中のテレビや録画をお風呂で見たい」ならコレ!
「プライベート・ビエラ」シリーズの基本性能はそのままに、VOD機能などを省いて価格を抑えたエントリーモデルです。 防水性能(IPX6/7)やチューナー分離型といった「お風呂で快適に見る」ための基本はしっかり押さえています。
ネット動画には対応していませんが、パナソニックのレコーダー「ディーガ」と連携する「お部屋ジャンプリンク」機能は使えるので、ディーガに録画した番組をお風呂で見ることは可能ですよ。
- おすすめな人
- ネット動画より、地上波やBS/CS放送をメインに見たい人
- すでに「ディーガ」を持っていて、録画番組を連携させたい人
- 信頼できるメーカー品を、少しでも安く手に入れたい人
3. シャープ アクオス ポータブル 2T-C16AP / 2T-C12AF
「持ち運びやすさ」と「音の聞こえやすさ」を重視するなら!
パナソニックの強力なライバルが、シャープの「アクオス ポータブル」です。 こちらもチューナー分離型で、IPX7の高い防水性能を誇ります。
特徴的なのは、本体に「持ち手」がついており、片手でヒョイっと持ち運びやすいデザインになっている点。また、スピーカーが画面の前面に配置されているため、「お風呂場でも音がこもらずクリアに聞こえる」と音質面での評価も高いです。バッテリー持ちが約3.7時間と比較的長いのも嬉しいポイント。
- おすすめな人
- キッチンやお風呂など、家の中で頻繁に持ち運んで使いたい人
- ドラマのセリフやニュースをはっきり聞きたい、音質重視の人
4. YAMAZEN キュリオム 14インチ ポータブルテレビ (OT-WPT14AKなど)
「とにかく安く、大画面で!」を実現するハイコスパモデル
「多機能じゃなくていいから、とにかく安くお風呂テレビを試したい」という方には、YAMAZEN(山善)などのブランドから出ている安価なモデルも選択肢になります。
14インチという大画面ながら、1万円台から購入できることも。防水機能はもちろん、microSDカードでの録画機能を備えたモデルもあります。ただし、これら安価なモデルの多くは「チューナー一体型」です。購入前に自宅のお風呂場でワンセグやフルセグの電波が入るか、スマホのテレビ機能などで確認しておくと安心です。
- おすすめな人
- 初期費用を徹底的に抑えたい人
- 自宅のお風呂場が電波良好だとわかっている人
5. STAYER 5インチ 防水ポータブルテレビ (ST-5VWP-FSB-WH)
場所を取らないコンパクトさと、驚きのバッテリー持ち!
「大きな画面は要らない、半身浴のお供にサクッと見たい」という方には、5インチの超コンパクトモデルがおすすめです。 IPX6相当の防水性能を備え、フルセグ・ワンセグの自動切り替えにも対応。
何より驚きなのが、最大8時間というバッテリー持続時間。これなら充電の手間も少なく、長風呂でも安心です。録画機能も搭載しており、小さいながらも機能は十分です。
- おすすめな人
- 浴槽のフタなど、狭いスペースに置きたい人
- テレビやラジオを「ながら見・ながら聞き」したい人
- こまめな充電が面倒な人
防水テレビをお風呂で使うメリットとデメリット(注意点)
最後に、防水テレビをお風呂で使う上でのメリットと、知っておくべき注意点をまとめます。
メリット
- リラックスタイムが充実する
- これが最大のメリット。湯船に浸かる退屈な時間が、至福のエンタメタイムに変わります。
- 半身浴や長風呂が苦にならない
- 「健康のために半身浴したいけど続かない…」という人も、テレビがあればあっという間です。
- 録画番組を消化できる(時短)
- 忙しくて見る暇がなかったドラマやアニメを、お風呂の時間で効率よく消化できます。
デメリット・注意点
- 電波が途切れやすい場合がある(特に一体型)
- 浴室は電波を遮断しやすいため、チューナー一体型は映りが悪くなることがあります。不安な方は「分離型」を選びましょう。
- 充電の手間がかかる
- 当然ですが、ポータブルなので充電が必要です。長風呂派はバッテリー持続時間を必ずチェックしましょう。
- 石鹸やシャンプーの泡に注意
- 防水テレビは「真水」でのテストを基準にしています。石鹸やシャンプー、入浴剤などが付着すると、防水性能の劣化や故障の原因になる可能性があります。汚れたら、真水のシャワーで軽く洗い流し、柔らかい布で拭き取るようにしましょう。
- タッチパネルが水滴で誤作動することも
- 機種によっては、画面に水滴がつくとタッチパネルが誤作動することがあります。その場合は、リモコンが付属しているモデルを選ぶと快適です。
まとめ
お風呂に持ち込める防水テレビは、一度体験すると戻れないほど、バスタイムを豊かにしてくれる最高のアイテムです。
- お風呂で使うなら防水性能「IPX7」が安心
- 電波の安定性をとるなら「チューナー分離型」(パナソニック、シャープなど)
- YouTubeなども見たいなら「Wi-Fi・VOD対応モデル」を
- 価格重視なら「チューナー一体型」の安価なモデルも
あなたのライフスタイルに合った一台を見つけて、いつものお風呂時間を最高のリラックス空間に変えてみませんか? ぜひ、この記事を参考にお気に入りの防水テレビを手に入れてくださいね!